乳腺外科breast surgery

乳腺疾患にはしこりや皮膚の陥没、湿疹や痛みなどさまざまな症状があり、このような症状に気づいた時「乳がんなのではないか」と不安になる女性も少なくありません。
当クリニックでは、女性医師・女性スタッフが同性だからこそ理解できる悩みに寄り添い、患者様やそのご家族様が安心できるよう一丸となってサポート致します。
また、早期の乳がんでは自覚症状を伴わないことも多いため、定期的な検診受診が重要です。

医師・スタッフのご紹介

医師

水藤 晶子

患者さんの不安を解消できるよう、検査結果をわかりやすい言葉で丁寧に説明するよう心がけています。遠慮せずなんでもご相談ください。

診療放射線技師

石橋 左知子

マンモグラフィは痛い、恥ずかしいと思っている方が多いと思います。特に初めて検査を受けられる方はみなさん緊張されています。
診療放射線技師は患者さんがリラックスして検査を受けられるよう、丁寧に検査の説明をして、撮影中も声をかけながらできるだけ痛みが少なくなるよう心がけています。
何か不安な事がありましたら、遠慮なくお申し出下さい。

診療受付時間

診療受付時間
9:00 - 12:15
13:30 - 17:30
【休診日】 水曜日・日曜日・祝日
※ △土曜午後は第2、4週のみ受付(16:15まで)
※予約優先です

こんな症状ありませんか?

乳腺外科は乳房のさまざまなお悩みを解決するプロフェッショナルです。
どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。女性医師や技師が丁寧に対応致します。

  • 胸や脇の下に
    しこりがある

  • 胸に違和感、痛み、
    張り感などがある

  • 皮膚が赤く
    なっている

  • 乳頭が
    ただれている

  • 乳頭から分泌物
    がある

  • 皮膚がひきつれている、
    皮膚に凹みがある

当クリニックの診療

診療の流れ

1問診

現在の症状や過去にかかられた病気のこと、家族歴などをお伺いさせていただきます。また心配事やご相談なども、ご遠慮なくおっしゃってください。
この段階で視触診・超音波検査・マンモグラフィの中で必要な検査を相談して決めていきます。

2視触診検査

女性看護師の立会のもと、医師が左右の乳房に差がないか、皮膚に変化はないか、胸のしこりやひきつれがないかなどをチェックします。

3マンモグラフィ検査

検査着に着替えていただいてから検査を行います。触診では診断できない小さなしこりや石灰化などの発見に有効な検査です。検査は女性技師が担当します。

4超音波検査

超音波を発生するプローブという機械を乳房に接触させ、内部からの反射波(エコー)を画像にして、病変の有無を診断します。また病変の質的診断にも有効です。

精密検査が必要と判断された場合

1以下の精密検査のどちらかを行います。

細胞診検査

専用の吸引用具を使用し細い針を刺して細胞を吸引、染色し、細胞学的に顕微鏡で確認する検査です。

組織診(針生検)

細胞診よりも太い針を使い、組織片を採取し、病理組織診断を行う検査です。高い確率で乳がんであるかどうかを診断できます。

2結果説明

超音波検査

医師が超音波検査をしながら画像をお見せして、画像の見方から結果までその場で丁寧にご説明致します。

マンモグラフィ検査

検査後すぐに診察室で画像をお見せしながら、現在の状態を分かりやすくご説明致します。

細胞診検査

検査結果は、10日程度でわかります。検査した結果と画像検査(超音波検査やマンモグラフィ検査)の結果と合わせて、丁寧に結果をご説明致します。

組織診(針生検)

検査結果は、14日程度でわかります。検査した結果と画像検査(超音波検査やマンモグラフィ検査)の結果と合わせて、丁寧に結果をご説明致します。

異常なしと診断された方は、今後は1~2年の間隔で定期的な乳がん検診を続けましょう。
良性疾患と診断された方は半年に1度の定期的な検査フォローを行います。

乳がんと診断された場合

1手術が必要な場合

連携先の病院やご希望の医療機関で速やかに必要な検査や手術が行えるよう、紹介・調整を行います。

2薬物治療や経過観察について

手術後の経過観察や抗がん剤投与、内分泌療法については、引き続き当クリニックで対応してまいります。

セカンドオピニオンについて

既に他の医療機関で診断や治療を受けている方が、当院の医師に診療内容や治療法に関する意見を聞くことができます。現在の主治医とは異なる医師の意見を聞くことで、今後の治療の参考にしていただくことができます。
なお、当院では、現在受診されている医療機関からの情報の範囲内で判断いたします。セカンドオピニオンのための新たな検査や治療は行いません。

相談できる内容
・乳腺疾患、乳がんにおける現在の診断・治療法に関する専門医としての意見提供
・今後の治療法や見通しに関する専門医としての意見提供
セカンドオピニオンに必要なもの
・診療情報提供書
・検査資料(X線、CT、MR、心電図等及び症例に応じて必要なもの)
料金と予約について
・全額自費となります(健康保険の適用はありません)
・30分単位5,000円です
・相談は予約制です。必ず電話で予約をお願いいたします
セカンドオピニオンをお受けできない内容
・主治医に対する不満や苦情、医療訴訟目的や医療事故に関するご相談
・治療後の良し悪しの判断を目的とする場合
・主治医からの診療情報提供書(紹介状)をお持ちでない場合
・内容がセカンドオピニオンよりも一般外来の受診がよいと判断される場合

乳癌の遺伝相談について

乳癌のなかで、5~10%の方は遺伝的に乳がんを発症しやすい体質を持っている人に生じていると考えられています。近年、乳がんの患者数は増加しており、そのため遺伝性乳がん患者さんも増加しているのが現状です。
そういった患者さんに対応するために、遺伝性乳がんに対する不安や心配を相談できる専門外来を開設しています。
乳がん遺伝相談外来では、自分は遺伝性乳がんの可能性があるのか、あるいは乳がんは発症していないが家族に乳がんの方が多くおられ心配している、といった遺伝性乳がんに関するご相談を対象に診療いたします。専門的に判断して遺伝の可能性が高いと考えられた方には、遺伝子検査や病気についての説明を行い、希望があれば遺伝子検査の実施も行います。
お気軽にご相談ください。  
※当院では遺伝性乳がんについてのみご相談を受け付けます。乳がん以外の遺伝相談はお受けできませんのでご了承ください。

ご相談内容
・遺伝の可能性について
・遺伝子検査の実施について
・今後の治療や検診に関する意見提供
※乳がん以外の遺伝相談は受け付けかねます。
遺伝子検査について
遺伝性乳がんについてのカウンセリングを受けていただいたうえで、ご希望される場合には遺伝子検査を実施します。遺伝子検査は血液を採取して行います。
予約方法
必ずお電話で予約をお願いいたします。「乳がん遺伝相談外来」希望とお伝えください。
乳がん遺伝相談は、完全予約制となっております。
予約を入れず、直接来院されても相談には応じかねますので、ご留意願います。
乳がん検診

乳がん検診は40歳以上の女性は2年に1度受けることを推奨されています。
毎年受けたい方や、40歳未満での検診ももちろん対応可能です。まずは気になる点があるので相談してみたいという方もお気軽にご連絡ください。

よくある質問

  • Q予約なしでも受診出来ますか?
  • Q予約をしていて、都合が悪くなった場合や変更したい場合は、いつまでに連絡すればいいですか?
  • Q予約時間通りに診察してもらえますか?
  • Q子供を連れて行ってもいいですか?
  • Q妊娠中でも診てもらえますか?
  • Q授乳中でも乳がん検診を受けられますか?
  • Q男性です。診察は可能ですか?
  • Q検査の結果は、当日分かりますか?
  • Q初診の時、お金はどれくらいかかりますか?
  • Q新しい保険証が届いていません。受診はできますか?
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