2023年2月に「水藤乳腺甲状腺クリニック」を開業いたしました。
乳がんの方と一緒に悩み、泣き、笑い、ともに歩んでいきたい。乳腺に不安のある方が気軽に受診できる場所を作りたい。複雑な甲状腺の病気について丁寧に説明したい。そして、いつでも頼れる外科のクリニックでありたい。そんな思いでクリニックを作りました。
私たちの理念は「共に歩み、支える」。
患者さん一人ひとり、病状も、治療に対する考え方も、身体の状態も、薬に対する反応も異なります。同じ病名でも、同じ病状ではありません。患者さん一人ひとりに真摯に向き合い、その方にとっての最善の治療を考え、共に歩み、支えることが私たちの役割だと考えています。
小さなクリニックだからこそ、暖かく、アットホームに。でも、スタッフ全員がプロとして、チームの一員として、患者さんを支え、質の高い医療を提供します。
どうぞよろしくお願いいたします。

外科専門医
乳腺専門医
検診マンモグラフィ認定読影医
乳がん検診超音波検査実施・判定医
がん治療認定医
緩和ケア指導者研修会修了医
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会　実施医師

日本内分泌外科学会　評議員
日本乳腺甲状腺超音波医学会　幹事

日本外科学会・日本臨床外科学会・日本乳癌学会・日本超音波医学会・日本乳腺甲状腺超音波医学会・日本乳癌検診学会・日本内分泌外科学会・日本甲状腺学会・日本臨床腫瘍学会・日本緩和医療学会・日本人類遺伝学会

乳房を上下・左右方向に挟んで撮影するX線検査の装置です。しこりを見つけるだけでなく、超音波検査では見えづらい微細な石灰化病変を見つけるのにも有用です。ただし、乳腺が発達している若い人やとても痩せていて乳房のボリュームの小さい方などでは、腫瘍を見つけにくいことがあります。
また、乳房を板状のもので挟んで撮影するため、多少の痛みを伴うことがあります。胸が張っている時や生理前の時期を避けたり、検査中できるだけリラックスして体の力を抜くことで、痛みを軽減することができます。

超音波検査装置はエコーとも呼ばれ、仰向けの状態で乳房にゼリーを塗り、プローブと呼ばれる機械を接触させ、モニターに乳房内の様子を詳細に映し出す装置です。マンモグラフィ検査で見えなかったような小さな病変や乳腺内の変化が見られることもあります。
痛みや被ばくの心配がなく、妊娠中の方や授乳中の方でも安心して受けられる検査です。特に20〜30代の若い女性は乳腺が発達しているため、マンモグラフィ検査より超音波検査の方が有効な場合があります。